2020年5月29日、@pressにzenschoolVR(ゼンスクールVR)のプレスリリースを出しました。
オンライン会議より深い対話でイノベーションを創出
~VR空間の没入感が高い集中力を生み出し創発を起こす 「zenschoolVR」~
株式会社enmono(代表取締役:三木康司)は、2020年5月28日、新型コロナウイルスの影響で業績低迷が著しい製造業・サービスなどの中堅、大企業の新規事業担当者向けに、コロナウイルス後の未来に向けた新規事業を生み出す、バーチャル・リアリティー(以下 VR)技術を使ったオンラインのイノベーション講座「zenschoolVR」をリリースいたします。
zenschoolVR(ゼンスクールVR) https://www.zenschool.jp/vr
■VRの没入感により、通常のワークショップよりも高い効果が期待できるVRイノベーション講座
VRが意識変容をもたらすとされる早稲田大学・モントリオール大学らの学術的研究※を参考に、仮想現実でのzenschoolは、現実のzenschoolの代替手段ではなく新たな価値提供ができるサービスとして生まれました。ニューノーマルの中で必要とされるようなビジネスを生み出すべく、zenschoolVRを開発いたしました。
当社でのVRを用いた対話実験の結果、VR空間での対話はその没入感がかつてないような対話の深まりを実感でき、これなら現実のzenschoolに勝るとも劣らない価値提供ができると言う確信を持ち、zenschoolVRの提供に至りました。
※「VR空間における心理的影響の評価に関する検討」
日本建築学会環境系論文集 第78巻 第683号1-7 2013年1月 集 横井 梓(早稲田大学)・斉藤 美穂(早稲田大学)
※“Virtual reality therapy for refractory auditory verbal hallucinations in schizophrenia: A pilot clinical trial”, Schizophrenia Research Volume 197, July 2018, Pages 176-18, Olivier Perciedu Sertabd, Stephane Potvinab, Olivier Lippab. (University of Montreal, Canada).
■背景
緊急事態宣言もあり、緊密な空間での対話が必須となるzenschoolも自粛を余儀なくされていましたが、アフターコロナ時代のニューノーマルについて思考を重ねた結果、緊密な空間での対話は本当に顔と顔を突き合わせなければ実現できないのか?と自問自答しました。
現在のテクノロジーでなにか方法ないものかと模索している中、オンラインツールのZoomを試しましたが対話が深まらず、やはり顔を顔を突き合わせてリアルに対話ができる環境でなければ開催できないのだろうか?という疑問を抱えている時、VR(バーチャル・リアリティー)に出会いました。
zenschoolVRの授業フロー
■VRを用いた対話が2次元のオンライン会議よりも創発を生みやすい理由
VRが気分変化をもたらすとされる早稲田大学の研究、モントリオール大学の精神疾患に効果をしめした研究成果などから、平面的なオンライン会議においては会議を行う周囲の環境に影響をうけやすいが、一方VR技術を用いた3次元空間がもたらす没入感が、個別の「対話」に対しての高い集中力をもたらし、その結果「対話」から生み出される創発を生み出します。
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